スーパーポエム

詩の創作

聖母

おばはいつも、うえからわたしをみている



肉体を喪失したおばは、わたしのうえに浮かんでいる



いつもわたしと対話している



生前居た東中野の小部屋のことを、懐かしく想っている



おばのこころは詩のようであり、わたしにはよくわかる



いつもわたしの中に漂っている



おばは、わたしに心の世界を教えた



真の価値ある世界を



わたしは、伯母の世界を生きた



伯母は誰よりも正しかったことを知っている



ひとは先ず、良心をもつべきである



現実が先ではなく、良心に従って現実を変えればいいのである



たとえば、人間愛はだいじだが、お金が先ではない



お金は必要に従い、集めればいいのだ



例えば、留学したければ、受かることもだいじだが、金は集めればいい



まず、素晴らしい人生目的を抱くことだ



たとえば、ひとの幸福を願う気持ちがたいせつだ



そうすれば、豊かな心になれる



友情はだいじだが、まず、こころを開き笑顔が必要だ



そうすれば、ひとの世界は豊かになれる